住まう人のこだわりをすべて盛り込んで
オリジナリティを発揮する
アルコの2世帯注文住宅
N様ご家族（ご夫妻とお子様1人）
本当に人が住めるの!?から
この家なら建てたい!と、心境が変化
N様ご家族のご自宅は、もとはご主人の先々代から続く柔道場と接骨院があった場所。この土地を引き継ぐにあたり、ここに自宅を新築するかどうか、しばらく考えあぐねていた時期がありました。そんなご夫妻の気持ちを大きく動かしたのが、当時アルコが販売していた「ガレリア板橋大山」です。興味本位で見に行くと、想像していた家とはまったく違って、あっという間に虜になってしまったとか。
「チラシを見た限りでは、美術館みたいで本当に人が住めるの？というのが正直な印象でした。でもなぜか気になって、妻がちょっと見てきてよというから僕が1人で行ったんです。直後の感想は、こういう家なら建てたい!外観も室内も個性があるうえにクオリティが高く、そして何より驚いたのは、頑丈そうなアルコの家が木造だったことです。所有地が防火対策を強く求められる商業地域だったため、鉄骨か鉄筋コンクリート造しかないと思っていたのですが、木造耐火建築という手法もあると聞いて目からうろこ。比較的抑えられるというコスト面でも魅力に感じ、以来、夢みたいだけど現実にできたらいいなと考えるようになりました」（ご主人）
アルコ初の
2世帯注文住宅に着手
N様がアルコで家を建てようと決意したのは、それからしばらくしてからのことです。アルコは30年以上にわたり建売住宅を専門としてきましたが、どうしても分譲ではかなえられない案件については、特例として請け負うことがあります。それが、N様の邸宅です。たっての希望を受け、木造耐火建築による注文住宅の施工がスタートしました。
「お願いしたのは、私の姉との2世帯住宅です。姉は体に不自由なところがあり、近くに住もうとは考えていたのですが、当初一緒に住むことは頭になかったんです。でも、あるとき妻が口にした一言がきっかけで、2世帯住宅にすることを決めました。それまでは表情のすぐれないときもあった姉でしたが、建物の打合せが始まると、みるみる元気になって、楽しいという言葉が出てきたときは2世帯にしてよかったなと心底思いましたね。『一緒に住める家を』と妻が受け入れてくれたからこそで、とても感謝しています。玄関は道路側に面しておらず、一見2世帯とはわからない造りでとても気に入っています」（ご主人）
ヒアリング後、すぐにイメージをデザイン化
わかりやすく、とことん相談ができた
1Fにはお姉さまの住居と、ともに整体師であるご夫妻が仕事場として活用するスペースが作られました。すでに都内に整体院を2店舗経営しているN様ですが、ここにお客様をお迎えすることも可能になっています。こうしてマイホームに対するご夫妻の要望を漏れなく汲み取り、提案するために繰り返されたのが言葉のキャッチボールです。
「企画担当の齋藤さんとは、何度も何度もやり取りをしました。とにかくこだわりが強すぎて、要望だらけ（笑）。それを伝えると、すぐに『こんな感じはどうでしょう』とその場でイラストにして提案してくれたのがよかったですね。イメージをどんどん膨らますことができました」（奥様）
「二転どころか三転、四転。でも、納得のいくまで相談ができました。図面は平面なので想像しにくい部分がありますが、立体構造で説明してくれたのもわかりやすかったです。30坪くらいの土地にもかかわらずこだわり抜いた甲斐あって、実際より広く見えるみたいなんです。訪れた人がみんな、豪邸だねって言ってくれます（笑）」（ご主人）
驚きの広さのキッチンは
お手入れのしやすさにもこだわりが
奥様がお気に入りの空間といえば、独立型のゆったりとしたキッチンです。両側にはカウンターと食器戸棚がつき、冷蔵庫は今よりさらに大型のものを置けるように設計されています。
「キッチンとリビングとの境に子どもが入らないよう柵をつけようとしたら、広すぎて置けなかったのには笑ってしまいましたね。最初はスペースを取り過ぎたかなと思いましたが、夫婦でキッチンに立っても余裕で動けますし、リビングからは見えない一番奥には犬のトイレも置けます。今となってはこの広さにしてよかったと納得しています。キッチン周りにものを置きたくなかったので収納にもこだわり、いつもカウンターはすっきり。お掃除に時間を取られずに済み、とてもうれしいです（笑）」（奥様）
手入れのしやすさを考え、キッチン床に採用されたのは、洗面所等で使うサニタリー用の水に強いフローリング材です。素材といい、色柄といい、こちらもN様ご夫妻に大変気に入っていただいています。
書斎は本棚が隠し扉
ご主人が叶えた夢のスペース
インタビュー中、ご主人が「絶対わからないですよ」と得意げにお話してくだった場所。それが、訪れた人が口を揃えて羨ましがる書斎です。奥様は「秘密基地ですって」と苦笑しますが、その入口はなんとリビングに置かれた本棚。ドアノブなどもちろんなく、棚に手をかけ手前に引いただけで簡単に開けられる、隠し扉になっています。注文住宅だからこそできた、ご主人自慢のプライベートゾーンです。
「仕事関連のものをここにまとめて置き、それだけに集中できるスペースが欲しかったんです。男の憧れですね。机は板をはって椅子を置いただけのシンプルなものにし、目の前の壁をマグネット盤にすることで、メモや資料をポンと貼れるようにしました。子どもが家にいても、ここなら電話も気兼ねなくできます。あとはコレクションであるスニーカーを室内に飾り、それを見ながら自分の世界に浸る。仕事をがんばりながら、人生楽しまなくちゃと思います！」（ご主人）
他物件で見つけ、採り入れたかったロフト
お風呂上りに思わず口にするのは「いい家だね」
アルコの家をいくつか見学した際、常盤台の物件で目にしたのが天井裏収納のロフト。上から梯子が下りてきて、「めちゃくちゃ衝撃的でした」というご主人は、家を建てるときはこれを絶対取り入れたいと思っていたそうです。
「遊びに来た友人たちが、ここで寝たいというほど十分な広さのロフトです。祖父の代からの貴重な品など、子どもが手を触れることなく安全にしまっておけるのがいいですね。ほかにも広めのウォークインクローゼットや納戸など、収納スペースをしっかり確保し、家の中をいつでもすっきり使えるようにしています」（ご主人）
「バスルームも余裕をもった造りで湯船も大きく、親戚の子どもが来たときはみんなで一緒に入れるくらいなんですよ」（奥様）
オリジナリティに富み、遊び心も満載のマイホーム。それぞれゆったりとバスタイムを楽しんだあと、お二人の口から口癖のように出てくる言葉が「いい家だな」。そう思える家に住める幸せを、たっぷりと味わっているN様ご家族です。
